ヨモギが天国へ

「この動物はなんですか？」
ってよく聞かれます。
「とくに何ってわけじゃなく、私の頭の中の生き物です。」
って答えているんですけど。
名前は決まっててヨモギって言います。

一番最初の子がなぜだかヨモギって名付けられたから、
それ以降の子もヨモギって呼ぶことにしました。
１号ヨモギを飼ってくれている友達はすごくかわいがってくれてます。
ヨモギを持ち歩いて、ちょっと有名にしてくれました。
とてもうれしいです。


そんなヨモギが天国に行きました。
天使になったのです。

この間、ヨモギの親子を気に入って買ってくれた友達がいたのですが、
その友達のおばあちゃんがお亡くなりになられてしまいました。

「大好きなおばあちゃんがヨモギ親子をすごく気に入ってたから、
おばあちゃんがさみしくないように棺にヨモギをいれてやりました。
燃やしてしまってごめんなさい。また作ってください。」

こんなメールをもらいました。

大好きなおばあちゃんが逝ってしまったその子の悲しい気持ちと、
ヨモギを棺に入れたその子のやさしさと、
おばあちゃんもヨモギを気に入ってくれていたことと、
私のあみぐるみも人の役にたつなっていううれしさとか、
いろいろと考えて心が震えました。

きっと、天国ではヨモギはヒョコヒョコ動くのです。
おばあちゃんの肩に乗ったり、頭に乗ったり、一緒に遊ぶのです。
大きさも自由に変えられるから、
大きくなっておばあちゃんのベット代わりになって一緒に眠ったり、
おばあちゃんを背中に乗せてお花畑を走ったり。

なんて、いろいろ妄想しました。

私も死んだらいろいろ棺に入れてほしいです。
ヨシダはぜったい入れてほしいです。

たぶん、きのこグッズをいっぱい入れられそうな気がします。

先日、28歳になったのですが、
お誕生日プレゼントできのこグッズをいっぱいもらいました。
みなさま、ありがとうございました！！
こんなきのこ人間をお祝いしてくれたみなさまに感謝です☆

きのこに囲まれた私は幸せです！！

「最期もきのこに囲まれてるね。」
私のお葬式ではそう言って、みんなで失笑してほしいです。

あっ、きのこ型の棺とお墓を作っておこうかな〜〜

どこまでも
きのこ人生
まっしぐら

チエの心の俳句。